DevPartner 11.4 日本語版 制限事項
2019/1/15 現在
本ドキュメントの対象製品は以下の通りです。
- DevPartner Studio Professional Edition 11.4 日本語版
- DevPartner for Visual C++ BoundsChecker Suite 11.4 日本語版
- DevPartner BoundsChecker Standalone 11.4 日本語版
製品をご使用頂く前に、下記の制限事項を必ずお読みください。
製品に関するお問い合わせは、qa-support@microfocus.co.jp までご連絡をお願いいたします。
重要なお知らせ
Meltdown に対する緩和策への対応について
DevPartenr 11.4 Hotfix 1 にて、Windows 更新プログラム KB4056894 (CPU の脆弱性 Meltdown に対する緩和策) への対応が行われました。
なお、Meltdown / Spectre はあくまでも CPU の脆弱性であり、DevPartner の脆弱性ではありません。
UEFIのセキュア ブートについて
UEFIのセキュア ブートが有効なPCにもDevPartnerをインストールすることができるようになりました。
例えば、Windows 10 プレインストール PCは、UEFIのセキュア ブートがデフォルトで有効です。
リリースノートについて
インストールされるリリースノートは内容が古いものとなっております。
DevPartnerのダウンロードサイトより最新のリリースノートをダウンロードしてください。
ライセンスのバージョンアップについて
DevPartner 11のライセンスを既にお持ちの方は、バージョンアップの申請は不要です。そのまま11.4をご利用頂けます。
DevPartner 10以前のライセンスをお持ちで、DevPartner 11のライセンスをお持ちでない方は、以下よりバージョンアップの申請が必要です。
https://support.microfocus.co.jp/SupportInf/asq_cesvuprequest.aspx
(ログインが必要です)
サポートされるアプリケーションについて
DevPartner 11.4 日本語版では、以下のアプリケーションがサポートされます。
- 32ビットOS上の32ビットのネイティブ アプリケーション
- 32ビットOS上の32ビットの.NET Framework(2.0~4.7、ただし4.0/4.5を除く)アプリケーション
- 64ビットOS上の32ビット、及び64ビットのネイティブ アプリケーション
- 64ビットOS上の32ビット、及び64ビットの.NET Framework(2.0~4.7、ただし4.0/4.5を除く)アプリケーション
ただし、以下のアプリケーションはサポートされません。
- .NET Compact Framework のアプリケーション
- J#、及びF#で作成したアプリケーション
- ユニバーサル Windows プラットフォーム(UWP)アプリ
新たにサポートされる開発環境について
DevPartner 11.4 日本語版では、以下の環境が新たにサポートされました。
- Windows 10 Fall Creators Update (Version 1709)
- Visual Studio 2017 Version 15.4
DevPartner 11.4 Hotfix 2 では、以下の環境が新たにサポートされました。
- Windows 10 April 2018 Update (Version 1803)
- Windows 10 October 2018 Update (Version 1809)
- Visual Studio 2017 Version 15.8 / 15.9
サポート対象外の開発環境について
DevPartner 11.4 日本語版では、以下の環境はサポートされません。
- Windows 2000
- Windows XP
- Windows Embedded
- IIS 7.5以降
- IIS Express
- Visual Studio Express
- Visual Basic 6.0
- Visual C++ 6.0
- Visual Studio .NET 2002
- Visual Studio 2003
- Visual Studio 2005 Team Foundation Server 日本語版
- Visual Studio 2008 Team Foundation Server 日本語版
- Visual Studio Team Foundation Server 2010 日本語版
- Visual Studio Team Foundation Server 2012 日本語版
- Visual Studio Team Foundation Server 2013 日本語版
- Visual Studio Team Foundation Server 2015 日本語版
- Visual Studio Team Foundation Server 2017 日本語版
ヘルプについて
Visual Studio 2010 / 2012 / 2013 / 2015 / 2017 の場合には、以下の手順でヘルプを表示してください。
- Visual Studio 2012の場合
1. Visual Studioを起動します。
2. メニューの[ヘルプ]-[ヘルプ設定の設定]-[ヘルプビューアで起動]を選択します。
3. メニューの[ヘルプ]-[ヘルプの表示]を選択し、DevPartnerのオンラインヘルプが表示されることを確認します。
制限事項
インストール
- インストール時には、管理者(Administrator)権限が必要です。
- DevPartner 11.4 日本語版は旧バージョンとの共存はできません。 旧バージョンをアンインストールしてから、DevPartner 11.4 日本語版をインストールしてください。
- ウィルス対策ソフトが起動している場合は、いったん無効にしてから、 インストールを行ってください。有効のままインストールしますと、 インストールに失敗、もしくは、正常にインストールされない可能性があります。
- 自作機パソコン(ベアボーンキット・組立てパソコン)やショップブランドパソコンでDevPartner製品を使用した場合、
パソコンを構成している部品との差異(相性)等により正常に動作しない場合があります。
また、パソコンを構成している全ての組み合わせにおいてDevPartner製品の動作確認等行うことがでないため、動作保証外となります。
- DevPartnerのインストール前に、できるだけWindows Updateを実施してください。
これにより、DevPartnerのインストールに必要なセキュリティパッチ等が自動的に適用されます。
実施しない場合、インストール等が失敗する可能性があります。
なお、Windows 10の場合、Windows Updateの実施によるシステムの更新が、DevPartnerのサポート環境から外れないように、ご配慮をお願いいたします。
- Windows 8、Windows 10の場合、DevPartnerのインストール時にインターネットへの接続が必要です。
インターネットへの接続がないと、インストール中にエラーが発生します。
なお、DevPartnerの動作時には特に必要はありません。
使用全般
- ご使用時には、管理者(Administrator)権限が必要です。
- Windows ファイアウォール等のファイアウォール ソフトウェアが起動している場合に、 Visual Studio、エラー検出スタンドアローン版、またはDPAnalysis.exe を起動すると、 セキュリティの警告が表示されることがあります。 これは、これらのプログラムが、Remote Profilingのために必要な通信用のポートを開くためです。しかし、Remote Profilingは現在利用できない機能となっておりますので、通信をブロックして頂いて構いません。
- 日本語のパス名、ファイル名、ソリューション名、プロジェクト名、ネームスペース名、クラス名、メソッド名、変数名等が使用されている場合、 画面に表示される一部の文字列が正しく表示されないことがあります。
- System Comparation Utilityに含まれているSystem Comparation APIは、正常に動作しません。 このAPIを使用すると、COMコンテキスト間での通信タイムアウトエラーが発生します。
コードレビュー
- 以下の場合に、コードレビューがハングすることがあります。
- C#、もしくはVB.NETのソースファイルの改行コードがLFのみの場合に、 コードレビューがハングすることがあります。 改行コードをCRLFに変更することでハングを回避することができます。
- コードレビューの結果の印刷は、プリンタの選択によらず、「通常使うプリンタ」に印刷されます。 また、コードレビューの結果の印刷時に設定した用紙サイズ、原稿の向き等の設定は全て無視されます。
コードレビューの結果を印刷する前に、印刷したいプリンタを「通常使うプリンタ」に設定し、 [コントロールパネル]-[プリンタとFAX]にて、用紙サイズ、原稿の向き等を、あらかじめ指定してください。
- ネーミング ガイドラインにて、[会社名]、及び[テクノロジ名]を指定した場合、 提案される名前が正しくない場合があります。
カバレッジ分析
パフォーマンス分析
- ASP.NET Web サイトの場合、パフォーマンス分析の結果を比較することはできません。
- デフォルト設定のパフォーマンス分析では、システムDLLも分析されます。 システムDLLを分析対象に含めるとオーバーヘッドが過度に増大し、 初期画面を表示するまでに10分以上かかることがあります。 システムDLLを分析対象からはずせば、この時間を大幅に短縮できます。 システムDLLを分析対象からはずすには、オプション画面の [DevPartner]-[分析]-[除外 - パフォーマンス]にて、[グローバル除外]を選択し、 [システム イメージを除外する]をオンにします。
メモリ分析
- DPAnalysis.exeでメモリ分析を行った場合、RAMフットプリント、及びメモリ リークは取得できません。
エラー検出
Unmanaged C++