物理Androidデバイス上のネイティブ アプリによる記録と再生の手順 (18.0)
アプリのapkファイルが存在している場合と存在していない場合とで手順が異なります。
存在していない場合については後述します。
アプリのapkファイルが存在している場合
1.デバイスを接続します。
Silk Test がインストールされている Windows PC にデバイスを接続します。
なお、事前に適切なUSBドライバーをインストールしておく必要があります。
詳細につきましては、デバイスの製造元にご確認ください。
また、デバイス上でUSBデバッグを有効化しておく必要があります。
[設定]から[開発者向けオプション]を選択します。
表示された一覧にある[USBデバッグ]をオンにします。
[開発者向けオプション]が表示されていない場合、[端末情報]を選択し、表示された一覧にある[ビルド番号]の部分を7回タップしてください。
2.記録を開始します。
Silk Test Workbench を起動し、.NETスクリプト、またはビジュアルテストを新規作成します。
ツールバーの記録ボタンを押して、[アプリケーションの選択]画面を表示します。
モバイルタブでターゲットとなるデバイスを選択し、モバイルアプリにapkファイルを指定して、OKボタンを押します。
記録用の画面にアプリが表示されます。
この画面上でアプリを操作してから停止ボタンを押します。
行った操作がスクリプトとして記録されます。
3.スクリプトを再生します。
ツールバーの再生ボタンを押します。
スクリプトが再生され、デバイス上で操作が再現されます。
アプリのapkファイルが存在していない場合
アプリをあらかじめデバイスにインストールしておいてください。
アプリの appActivity と appPackage を使用してアプリを起動します。
これらが不明な場合には、アプリの開発担当者にご確認ください。
1.デバイスを接続します。
Silk Test がインストールされている Windows PC にデバイスを接続します。
なお、事前に適切なUSBドライバーをインストールしておく必要があります。
詳細につきましては、デバイスの製造元にご確認ください。
また、デバイス上でUSBデバッグを有効化しておく必要があります。
[設定]から[開発者向けオプション]を選択します。
表示された一覧にある[USBデバッグ]をオンにします。
[開発者向けオプション]が表示されていない場合、[端末情報]を選択し、表示された一覧にある[ビルド番号]の部分を7回タップしてください。
2.ダミーのapkファイルを用意します。
拡張子が .apk であればどのようなファイルでも構いません。
お手元になければ、任意のテキストファイルの拡張子を .txt から .apk に変更してください。
3.アプリケーションの構成を作成します。
Silk Test Workbench を起動し、.NETスクリプト、またはビジュアルテストを新規作成します。
プロパティのアプリケーション構成を右クリックし、[アプリケーション構成の追加]を選択します。
[アプリケーションの選択]画面を表示します。
モバイルタブでターゲットとなるデバイスを選択し、モバイルアプリにダミーのapkファイルを指定して、OKボタンを押します。
プロパティのアプリケーション構成の配下に新しい構成が作成されるので、これをクリックして開きます。
接続文字列の「app=C:\xxx\xxx.apk」の部分を、アプリの appActivity と appPackage の指定に変更します。
例えば、「appActivity=.LoginActivity;appPackage=silktest.insurancemobile」となります。
変更後、OKボタンを押します。
4.記録を開始します。
ツールバーの記録ボタンを押して、[アプリケーションの選択]画面を表示します。
ターゲットとなるデバイスを選択し、OKボタンを押します。
appActivity と appPackage で指定したアプリが起動し、記録用の画面に表示されます。
この画面上でアプリを操作してから停止ボタンを押します。
行った操作がスクリプトとして記録されます。
5.スクリプトを再生します。
ツールバーの再生ボタンを押します。
スクリプトが再生され、デバイス上で操作が再現されます。