※※※※※※※※※※ この問題は、Silk Test 21.0.1 で修復されました。※※※※※※※※※※
2021/8/26以降にSilkTest Workbenchを起動するとOpenAgentとの接続エラーが発生する
2021/8/28以降に、Silk Test Workbenchを起動すると、"Open Agentとの接続に失敗しました"というエラーが発生し、Silk Test Workbenchが起動しない場合があります。
障害の原因
本現象は、製品に同梱されている証明書の期限が正しく設定されていないことに起因する障害です。
修正方法
このエラーが発生した場合、次の手順のいずれかで修正を行ってください。
1. httpsの代わりにhttpでの通信を行う方法
以下の手順で、httpsの代わりにhttpを使用する設定を行います。
- PCを再起動し、SilkTestのすべてのプログラム(ワークベンチやOpen Agent)が動作していない状態になっていることを確認します。
- エクスプローラーで
C:\ProgramData\Silk\SilkTest\conf
を開きます。このフォルダに存在する、
infoservice.properties.sample
という名前のファイルを、
infoservice.properties
という名前でコピーします。
- 改行コードがLFになっているファイルを編集できるエディタ(メモ帳以外のほとんどのエディタ)でこのファイルを開きます。ファイルの末尾に
infoservice.https.enabled=false
を追加し、保存します。
- SilkTestを起動し、現象が再現するかを確認します。現象が改善しない場合、PCを再起動し、再度確認を行います。
2. 証明書の再作成を行う方法(Silk Test 21.0 / 20.5 のみ対象)
以下の手順で証明書の生成を行います。この手順で、SilkTestが使用している自己署名証明書は、2024/8/25 23:55:05まで延長されます。
- PCを再起動し、SilkTestのすべてのプログラム(ワークベンチやOpen Agent)が動作していない状態になっていることを確認します。
- 本FAQページに記載の「httpsの代わりにhttpでの通信を行う方法」にて、infoservice.properties ファイルの修正を行った場合には、修正を元に戻します。(infoservice.https.enabled=true に戻す)
- 以下の証明書の生成プログラムをダウンロードし、解凍します。
SilkTestPatch.zip
解凍すると次のファイルが生成されます。
SilkTestPatch.exe (MD5: 72a108dafa66e28ea65e64360bd529a5)
- SilkTestPatch.exe を管理者として実行します。必ず管理者権限にて実行してください。
- Install ボタンをクリックします。この操作によりC:\ProgramData\Silk\SilkTest\conf\ フォルダ内のファイルが置き換わります。別途手動でファイル編集を行う必要はありません。
- SilkTestを起動し、現象が再現するかを確認します。現象が改善しない場合、PCを再起動し、再度確認を行います。