SilkTest 技術情報(FAQ)


ビジュアルテストの再生タイミングを調整する

ビジュアルテストのテストステップ中では、以下の3種類のタイミング調整機能を、使用することが出来ます。

  • 遅延
  • オブジェクト存在待機
  • オブジェクト終了待機

遅延

テストスクリプトの実行を、指定したステップの場所で、指定した時間だけ遅延させることが出来ます。
指定時間は、プロパティ設定の「遅延タイプ」によって、以下の2種類から選択可能です。


  • ミリ秒

ビジュアルスクリプトの編集画面において、マウスの右ボタンを押し「挿入 → 同期とタイミング → 遅延」を実行します。
選択したステップの下に遅延テストステップが作成され、プロパティで遅延時間を調整することが出来ます。

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オブジェクト存在待機

スクリプト実行中に、テスト対象アプリケーション中の、指定したオブジェクトが存在する状態になるまでテストスクリプトを待機させて、実行の同期をとります。

ビジュアルスクリプトの編集画面において、マウスの右ボタンを押し「挿入 → 同期とタイミング → オブジェクトの待機」を実行します。
オブジェクトの待機ステップが作成されるので、プロパティ”待機の種類”を「存在」に設定します。

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オブジェクト終了待機

スクリプト実行中に、テスト対象アプリケーション中の、指定したオブジェクトが存在しなくなるまでテストスクリプトを待機させて、実行の同期をとります。

ビジュアルスクリプトの編集画面において、マウスの右ボタンを押し「挿入 → 同期とタイミング → オブジェクトの待機」を実行します。
オブジェクトの待機ステップが作成されるので、プロパティ”待機の種類”を「消滅」に設定します。

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