既存のビジュアルテストに、追加でステップを記録する
通常、既存のビジュアルテストに対して記録機能を使用すると、操作対象のアプリケーションが自動的に初期状態で起動されるため、追加の操作だけを記録することは困難です。
その場合、ビジュアルテストのアプリケーション設定にある「基本情報の実行」プロパティを「False」にすることで、対象アプリケーションの起動をオフにし、既存のビジュアルテストに対して、ステップを追加で記録することができます。
- 追加記録したい既存のビジュアルテストを開く
- ビジュアルテストのテストステップの先頭行"<<開始>>"を選択し、プロパティ「基本情報の実行」の値を"False"に設定する
- 追加のステップを挿入したい行を、「ステップ」から選択する
- テスト対象のアプリケーションを起動し、追加したい操作の直前まで画面を操作して進める
- SilkTest Workbenchの「記録」機能を実行する
- 記録が開始されたら、4で用意しておいたアプリケーションに対して、マウスおよびキーボードで操作を行う
- 「記録」機能を終了すると、既存のビジュアルテストに、今回の操作手順が記録されているのを確認する
※ビジュアルテストを実際のテストとして実行する際には、「基本情報の実行」の値を「True」に戻すことを忘れないで下さい。