既存の.NETスクリプトに、追加でステップを記録する
通常、既存の.NETスクリプトに対して記録機能を使用すると、操作対象のアプリケーションが
自動的に初期状態で起動されるため、追加の操作だけを記録することは困難です。
その場合、.NETスクリプトのプロパティにある「基本情報の実行」のチェックを外すことで、
対象アプリケーションの起動をオフにし、既存の.NETスクリプトに対して、追加で記録することができます。
- 追加記録したい既存の.NETスクリプトを開く
- プロパティ情報を表示する
- 「アプリケーションの構成」にある、対象のアプリケーション上でマウスを右クリックし、メニューから「[App Name]の編集」を実行する
- 「基本情報の実行」のチェックを外し、[OK]ボタンをクリックして、画面を閉じる
- 追加のステップを挿入したい行を、.NETスクリプトから選択する
- テスト対象のアプリケーションを起動し、追加したい操作の直前まで画面を操作して進める
- SilkTest Workbenchの「記録」機能を実行する
- 記録が開始されたら、6で用意しておいたアプリケーションに対して、マウスおよびキーボードで操作を行う
- 「記録」機能を終了すると、既存の.NETスクリプトに、今回の操作手順が記録されているのを確認する
※.NETスクリプトを実際のテストとして実行する際には、「基本情報の実行」を再度チェックすることを忘れないで下さい。