パラメータ付きの.NETスクリプトを呼び出す
ビジュアルテスト作成時、GUI部品の存在チェックだけを行い、後続の処理を分岐させたいニーズがよくあります。
その時、.NETスクリプトで存在チェックを行い、結果を返すようにすると汎用的に利用できます。
- ファイルメニューから「新規作成 → .NETスクリプト」、資産名「existsCheck」として空の資産を作成する
パラメータを設定する
- 出力パラメータ
bExists (ブール値)
- 入力パラメータ
sLocator (テキスト)
コーディングを行う
ビジュアルテストからの呼び出し例
上記で作成した.NETスクリプトは、パラメータで入力されたロケータパスが存在すれば「True」、存在しなければ「False」を返します。
- 「挿入メニュー → 変数 → ローカルの追加」を実行する
- 変数名「exists」、型「ブール値」、初期値「False」を定義する
- 存在チェックを行いたいステップを選択する
- 「挿入メニュー → .NET スクリプト]を実行する
- .NET スクリプトの参照ダイアログが出るので「existsCheck」を選び[OK]ボタンを押す
- existsCheckが挿入されるのでプロパティを表示する
- sLocatorにチェックしたいロケータパスをXPathで記述する
- 'bExists'の内容引き渡し先としてローカル変数「exists」を指定する
- 「挿入メニュー → テストロジック → 判断]を実行する
- [次へ]ボタンを押して、ロジック種類の選択画面を出す
- 「このビジュアルテストで定義した変数」を選び[次へ]ボタンを押す
- 変数の選択に「exists」を指定、条件は「等しい」、期待値「True」を選び[次へ]ボタンを押す
- 実行するステップの開始と終了を指定し、[次へ]ボタンを押す
- サマリーが表示されるので[完了]ボタンを押す
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