SilkTest 技術情報（FAQ）

SilkTestをバージョンアップ後、起動時に「データベースのバージョンが異なる」旨のダイアログが表示される

SilkTest Workbenchを最新にバージョンアップしたら、既存のSilkTest データベースを変換する必要があります。
SilkTestは、データベースを読み込んだときに自動的にデータベーススキーマのバージョンをチェックし、アップグレードが必要な場合はこのような警告が表示されます。
本ページに記載の データベースのアップグレード方法 に従い変換作業を行ってください。

なお、Silk Test のバージョンによっては、以下のようなダイアログが表示されることがあります。

この場合は、[変換] ボタンをクリックすると、[データベースのメンテナンス] ツールが起動されますが、データベースの変換を行う場合には、そのまま変換作業を行わず、以下の データベースのアップグレード方法 に従い、必ずバックアップの取得を行ってから、変換作業を行ってください。

データベースのアップグレード方法

1. データベースのバックアップを行います。一度変換したデータベースはもとに戻すことはできません。必ずバックアップの取得を行ってください。
2. 必要に応じて、SilkTest のログイン要求をキャンセルし、ユーザーがデータベースにログオンしないようにします。
3. [スタート] → [すべてのプログラム] → [Silk] → [SilkTestバージョン番号] → [管理ツール] → [データベース メンテナンス] から
   データベース メンテナンス ユーティリティを起動します。データベース メンテナンス ユーティリティのメイン ウィンドウが表示されます。
   
4. [ファイル] → [データベースを開く] をクリックし、サブメニューからデータベースの種類を選択します。
5. データベース接続のダイアログ ボックスが表示されます。データベースの名前を入力するか、[参照] ボタンをクリックして変換するデータベースを選択します。
   SQL Server の場合は、「所有者、ユーザーID、パスワード 」、Oracle の場合は、「スキーマ、ユーザーID、パスワード」を入力します。
6. [開く] をクリックします。データベースの更新が必要な場合は、以下のメッセージ ボックスが表示されます。
   
7. [OK]をクリックします。データベースが開き、データベース メンテナンス ユーティリティの [ツール]メニューの [変換] オプションが有効になります。
8. ツールバーの [変換] ボタンをクリックします。 [データベースの変換] ダイアログ ボックスが表示されます。
   
9. [いますぐ変換] ボタンをクリックして、データベースを現在のスキーマ バージョンに更新します。変換ステータスが進捗状況を示すバーに表示されます。
10. 変換速度は、変換するデータ量に依存しています。大量のデータを含むデータベースは変換に時間がかかる場合があります。
    変換が完了したら、[閉じる] をクリックします。
    
11. データベース メンテナンス ユーティリティを終了します。SilkTestを起動し、変換したデータベース名を選択してログインできるか確認します