COBOL製品技術情報(FAQ)


桁あふれ時の計算結果が製品バージョン間で異なります

COBOL 言語規格上、DIVIDE や COMPUTE 等での算術命令で桁あふれが発生した場合、ON SIZE ERROR 指定がない結果は不定になります。
弊社製品はこの規格に基づいて作られておりますので、どのバージョンの Visual COBOL、Net Express、Server Express でも ON SIZE ERROR 指定がない桁あふれは不定な結果となります。
そのため製品バージョン間で結果が異なっても、それは不定な動作の結果にすぎません。
桁あふれが発生しないようにプログラムを修正して頂くことが COBOL 言語仕様に準じた正しい対応策となりますが、コンパイラ指令:HOSTARITHMETIC による回避案が適用できる場合があります。
詳細は、製品マニュアルトップより、[リファレンス] > [コンパイラ指令] > [Compiler Directives - Alphabetical List] > [HOSTARITHMETIC」をご参照ください。