COBOL製品技術情報(FAQ)


Dialog System アプリケーションは Visual COBOL でも利用できますか

Net Express で動作していた Dialog System アプリケーションは Visual COBOL でも利用できます。
実際に同アプリケーションを Visual COBOL 環境へ移行する際の留意点について、以下にご説明します。

Windows 版の Visual COBOL には、Eclipse IDE を使用する Visual COBOL for Eclipse と、マイクロソフト社の Visual Studio IDE を使用する Visual COBOL for Visual Studio があります。
このうち、Dialog System の開発用コンポーネントは Visual COBOL for Visual Studio にのみ含まれており、Visual COBOL for Eclipse ではサポートされません。 そのため、Net Express からの Dialog System アプリケーションの移行には Visual COBOL for Visual Studio が必要となります。

Visual COBOL for Visual Studio における Dialog System 関連の情報は、製品マニュアルの「Dialog System アプリケーションの最新化」の項およびその配下に集約されています。
マニュアルトップからは、[プログラミング] > [互換性] > [ユーザー インターフェイス プログラミング] > [Dialog System アプリケーションの最新化] に進んでください。

「Dialog System の情報と制約事項」の項で述べられているように、Visual COBOL においても Dialog System は 32 ビットモードのみのサポートとなっており、64 ビットモードのアプリケーションではサポートされません。 なお、弊社製品に限らず 32 ビットアプリケーションを 64 ビット版の Windows 上で実行することができますので、Dialog System アプリケーションは 64 ビット版の Windows 上でも動作します。