Red Hat Enterprise Linux 8.x以降のUTF-8ロケールへの対応方法
Red Hat Enterprise Linux 8以降ではシステムロケールをUTF-8以外に変更することはサポート対象外となっています。COBOLシステムをこれらのOS環境で稼動させる方法をいくつかご紹介します。
新規開発と既存システムの移行とで対応方法が異なります。
【新規開発を行う場合】
データ項目やデータベースなどUTF-8に統一して使用することをお勧めいたします。詳しくは下記の文書を参照してください。
COBOLによるUnicodeデータ処理(2020年12月改訂版)
【既存のシステムがSJIS/EUCで構築されており、ファイルI/Oやシステムメッセージは文字コードを変更しない場合】
ユーザーロケールをSJIS/EUCにすることで既存のシステムと他のミドルウェア製品間の連携に影響なく運用する方法をご案内します。詳しくは下記の文書を参照してください。
UTF-8 標準の Linux 上での COBOL の活用手法
【既存のシステムがSJIS/EUCで構築されており、ファイルI/Oは文字コードの変更なしだが、システムメッセージはUTF-8で出力したい】
システムロケール、ユーザーロケール共に変更なしでCOBUTF8というユーティリティを使用してシステムを運用する方法をご案内します。詳しくは下記の文書を参照してください。
Linux標準ロケールでCOBOLを利用する