COBOL製品技術情報(FAQ)


OpenJDKへの対応は行われていますか

情報更新 2019/11/25

Visual COBOL 4.0 Patch Update 4 および Visual COBOL 3.0 Patch Update17 から AdoptOpenJDK による OpenJDK がサポートされます。OpenJDK のサポートは、Oracle の Java Platform の有償化により追加されました。この有償化に関して、以下の点で注意が必要です。


UNIX 製品

Visual COBOL 製品の全バージョンで Oracle の Java Platform は同梱されておらず、製品のインストール前に別途インストールが必要なシステム要件としてあげられています。このシステム要件として、Visual COBOL 5.0、Visual COBOL 4.0 Patch Update 4 および Visual COBOL 3.0 Patch Update17 から AdoptOpenJDK による OpenJDK がサポートされます。


Windows 製品

ご利用のバージョンに分けて説明します。

  • Visual COBOL 5.0 以上をご利用の場合:
    製品のインストーラに Oracle の Java Platform は同梱されておりません。インストーラにより AdoptOpenJDK の OpenJDK 8 (u202) with Hotspot がインストールされます。
  • Visual COBOL 4.0 Patch Update 3 および Visual COBOL 3.0 Patch Update 16 までのバージョンをご利用の場合:
    製品のインストーラに Oracle の Java Platform が同梱されています。Oracle 社の有償化の規約に依存しますが、現在インストールされている Java のバージョンアップを行うと有償化対象になる可能性があります。詳細は、Oracle 社の Java 有償化の案内をご参照ください。
  • Visual COBOL 4.0 Patch Update 4 以上の Patch Update をご利用の場合:
    製品のインストーラに Oracle の Java Platform が同梱されています。しかしながら、AdoptOpenJDK の OpenJDK を使用するように入手し、設定することが可能です。詳細は、Visual COBOL 4.0 Patch Update 4 の Readme をご参照ください。
  • Visual COBOL 3.0 Patch Update 17 以上の Patch Update をご利用の場合:
    製品のインストーラに Oracle の Java Platform が同梱されています。しかしながら、AdoptOpenJDK の OpenJDK を使用するように入手し、設定することが可能です。詳細は、Visual COBOL 3.0 Patch Update 17 の Readme をご参照ください。

この内容に変更がある場合、随時更新します。