Server Express 技術情報(FAQ)


UNIX マシン上の COPY 句を探索する順序を教えてください

COBCPY 環境変数の設定により下記のようなコントロールをします。

COBCPY 環境変数は、単純な COPY ファイル名が、指定されたライブラリ、またはデフォルトのライブラリで検出されなかった場合、検索対象ディレクトリをコンパイラに追加指定します。 COBCPY は、修飾された COPY ファイル名を指定した場合は作用しません。

COBCPY のフォーマットは次のようになっています。

COBCPY=pathname[:pathname]...

pathname の部分には、コンパイラおよび Animator がコピーファイルを検索する場合の、検索対象ディレクトリを指定します。

たとえば、コマンド行で次のように指定します。

COBCPY=""/usr/group/sharedcopy:.:/usr/mydir/mcpy"" export COBCPY

コピーファイルは、まず/usr/group/sharedcopy、次にカレントディレクトリ、最後に/usr/mydir/mcpy の順で、各ディレクトリで検索されます。コンパイラは、適切なコピーファイルを検出するか、または該当するコピーファイルがないと認識するまで検索を続行します。