Windows環境でのオフライン・ライセンス移動
ネームドライセンスに関して
ネームドライセンスをご利用の場合、エンドユーザ使用許諾契約の規約上、30日に一度を超えて指名エンドユーザの変更を行うことはできません。
１．ライセンスの無効化
- 製品を使用しているマシンに管理者権限でログインし、[Micro Focusライセンスシステムの管理]を起動します。
- [サマリ]タブ下部にライセンスの一覧が表示されているので無効化したいライセンスの①のリンクをクリックして[製品ライセンスの無効化]ダイアログさせます。
- ②のライセンス数は変更せずに③の[無効化]ボタンを押します。
- Revoke licenses というエラーダイアログが表示されます。[OK]を押してダイアログボックスを閉じます。
- 画面には、①のように「一部の無効化に失敗しました」というメッセージと、ライセンス無効化チケットが表示されます。
ライセンス無効化チケットは、②にあるように<root>から始まるXMLテキストです。この情報をクリップボード経由でメモ帳などに記録しておきます。
無効化チケットは、③のように
C:\ProgramData\Micro Focus\LRT_日付-番号.txt
ファイルにも保存されています。
無効化チケットは重要な情報ですので、手続きが終了するまで紛失などしないよう慎重に管理してください。
- インターネット接続が可能な任意のPCのWebブラウザで次のURLにアクセスし、①のXML Packet from administration tool（無効化チケット）、②にメールアドレスを入力して、③の[Submit]ボタンを押します。
https://supportline.microfocus.com/revoke/revokeForm.aspx
※ 2021年10月12日よりサイトURLが変更になりました。
( 旧サイト: http://supportline.microfocus.com/revoke/ )
- 画面下部の①に次回のライセンス有効化のために必要な新しい認証コード（Auth Code）が表示されるので、メモしておきます。
この認証コードは重要な情報ですので、次回有効化手続きが終了するまで紛失などしないよう慎重に管理してください。
- 認証コードはここで入力したメールアドレスにも同時に送信されます。
２．ライセンス文字列の取得
- 移行先の[Micro Focusライセンスシステムの管理]を起動します。
①の[インストール]タブを選択し、②の[マニュアル認証]ボタンを押します。
マニュアル認証情報ダイアログが表示されるので、③の[マシンID]の文字列をメモしておきます。
マシンID文字列は、x-xxxxxの形式の16進数値文字列です。
④のSupportLine: に、http://supportline.microfocus.com/activation/と書かれていますが、このURLにはアクセスしないでください。
- インターネット接続が可能な任意のPCのWebブラウザで、次のURLにアクセスします。
https://supportline.microfocus.com/activation/ActivateForm.aspx
※ 2021年10月12日よりサイトURLが変更になりました。
( 旧サイト: http://supportline.microfocus.com/activation/ )
①のAuthorization Codeに前の手順で入手した認証コード、②のMachine IDに前の手順で記録しておいたマシンID、③のメールアドレスにはライセンスの送付先のメールアドレスを入力して、④の[Generate]ボタンを押します。
- 画面下部にLicense string（ライセンス文字列）が表示されるので、その内容を新規のテキストファイルにコピー＆ペーストして拡張子 .mflic で保存し、移動先のマシンにこのファイルをコピーしておきます。
- ライセンス文字列の内容は上記のメールアドレスにも同時に送信されます。念のため、受信したメールは作業終了まで保存して置いてください。
３．新しいPCでライセンスの有効化
- 移動先のマシンに管理者権限を持ったユーザーとしてログインし、[Micro Focusライセンスシステムの管理]を起動します。
- ①の[インストール]タブを開きます。
- ②の[参照]ボタンを押し、前述でコピーしたライセンスファイル(*.mflic)を指定します。
- ③の[インストール]ボタンを押してライセンスファイルを適用します。
- 「ライセンスが追加されました」の文言が表示されます。
- ①の[サマリ]タブを選択し、ライセンスが有効になっていることを確認します。